ピアノ講師の音楽と日常にっき

横浜戸塚にてピアノを教えています。日々の出来事をゆるゆる~っと書いていきます♪

シベリウス フロレスタン

大好きなフィンランドの作曲家、ジャン・シベリウス

1865年生まれで91歳で亡くなりました。(長寿ですね!)

7歳の頃から叔母よりピアノレッスンを始めましたが、

生涯通してピアノにはさほど愛着もたず、

その後始めたバイオリンで音楽の道へ進んだそうです。

(よく森の中をさすらいながらバイオリンを弾いていたとか。)

シベリウスピアノ曲は小品ばかりですから、そこは納得ですね。

でもピアノの作品は大曲では無いながらも、シベリウスの魅力たっぷりなんです♡

今日はその中の1曲、『フロレスタン』を紹介したいと思います。

おそらくシベリウスピアノ曲の中でも中々マニアック。

でも相当な名曲ですので是非聴いてみてくださいね♪

 

    ♪     ♪     ♪     ♪

 

シベリウスが23歳の頃、病気で寝込んでいました。

そこへピアニスト兼作曲家パウルが、お見舞いにと沢山の黄色いバラの花束を贈ったそうです。

翌日その御礼に、とこの4章からなるフロレスタンの楽譜をパウルに渡しました。

 

病中の短期間に書かれた曲で、その後も公の場で演奏された記録もなく、

長いこと眠っていた曲のようです。

この1章1章の曲に小さな物語が添えられています。

 

1.moderato

フロレスタンは森にいく。憂鬱に沈んだ心を抱えて。

大気には野生の苔と湿った樹皮の匂いが漂っている。

 

2.molto moderato

フロレスタンは渓流のほとりにつく。

その渦巻く波は見とれるうちに水の精にかわる。水蓮の香りがする。

 

3.andante

水の精のひとりは、潤んだ黒い瞳と金色に輝く髪をもつ。

フロレスタンは恋におちいる。

 

4.tempo1

フロレスタンは水の精を誘い寄せようとするが、彼女はふと消えてしまう。

重く沈んだ心を抱えて、フロレスタンは森の道を帰る。

 

当時の病気がちなシベリウスの心の不安が垣間見れますね。

では、早速聴いてみましょ~


Jean Sibelius. Florestan. Alexander Kobrin XII homecoming Chamber Music Festival

 

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