ピアノ講師の音楽と日常にっき

横浜戸塚にてピアノを教えています。日々の出来事をゆるゆる~っと書いていきます♪

音源で辿る・・西洋音楽史4 『中世3 オルガヌム』

※過去の記事

西洋音楽史1 古代は こちら
西洋音楽史2 中世1『グレゴリオ聖歌』は こちら
西洋音楽史3 中世2『民衆音楽』は こちら

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さぁて、ここからとってもわくわくな『多声音楽』を取り上げます。
前述のとおり多声音楽そのものは様々な地域で
楽譜に残されない各地域の民俗音楽等で既にあったのではないかと言われています。
要するに厳格なキリスト教ではそういった多声音楽などの導入には慎重だった?とか。


西洋音楽史としての『多声音楽』は〈オルガヌム〉という歌唱法から始まります。



グレゴリオ聖歌の旋律に対し、4度又は5度下で動く〈平行オルガヌム


●同音からスタートし順次進行で進み、
 四度の間隔に達するとまた同音へ解決していく〈自由オルガヌム

ちょっと雑ですがノートに書き写してみました。
この2つのオルガヌムは楽譜として音楽理論書に残されている
最古の多声音楽だとか。(9〜10世紀ごろ)

その後の12世紀頃までの理論書を辿ってゆくと、
機械的な平行進行が排され、反進行、斜進行、1音対複数音となっていった。
しかし、あくまで楽譜に残された範囲の事であり、
実際はもっと自由に歌われていたのではないか?ということです。




●12世紀の多声音楽 

この頃になると演奏されるための楽曲が作られるようになる。
下声部に長く引き伸ばされたグレゴリオ聖歌の旋律を置き、
上声部に新たな旋律を載せていく。
これを〈メリスマ・オルガヌム〉という。主に2つの地域で栄える。



〈南フランスの聖マルシャル修道院〉
https://www.youtube.com/watch?v=7scRqf1kZS0

〈スペイン サンチャゴ・デ・コンポステラ
https://www.youtube.com/watch?v=g3Ekot38tV8


中世、まだまだ続きます(^^)


 

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